どうも。「ざっきぶろぐ」です。
突然ですが皆さんの爪には白い部分がありますか?爪の根元の部分です。白く半円になっていると思います。
私、無いんです。
親指だけあるんですが、それ以外の指は白い部分が無いんです。
昔、お婆ちゃんから、白くないと不健康だよと言われたのをふと思い出しました。
これは大変だ。
という事で、早速調べて見ました。結論から書きます。爪の根元に白い部分が無くても問題はありません。
爪の白い部分、名前は爪半月(そうはんげつ)
ずっと気になっていた爪の白い部分。その名前は爪半月(そうはんげつ)と言います。私は最初に白く半円になっていたと表現しましたが正式には半月だったんですね。
この爪半月、一言で表すと爪の赤ちゃんです。爪の根元って普通、ピンク色になっていますよね。
これは爪の裏の肌が透けているからです。でも爪半月はまだ赤ちゃんなので水分を多く含んでいます。この水分量の差が根元の白い部分の正体という訳です。
ちなみに水分量は新生児は75〜80%、幼少期は70%、大人は60%、年配者は50%という研究結果があるそう。
子供のときに比べて新陳代謝がどんどん悪くなりますよね。爪の代謝も成長するにつれ減っていきます。
そういえば、たしかに子供のときには白い部分がありました。でもある時から急に白い部分が減っていったんですよね。
年齢を重ねるにつれ、新陳代謝が悪くなっているんだなあと実感しました。
1.爪半月の大きさは遺伝で決まる
私の場合、爪半月がありません。白い部分がないんです。ネットで調べると「白い部分があったほうが良い」という人もいるみたい。
でも「白い部分は関係ない」という人もいます。果たしてどれが正しいのか...。
という事で、ちゃんとした医師の方の見解と、他のサイトで共通して書かれていたことをまとめてみます。
・大きさは遺伝に依る所が大きい
・爪半月が大きいと健康、とは一概には言えない。
色々なサイトを調べましたが、分かりやすかったのがこちらです。
【医師が監修】爪の根元にある「白い部分」はいったい何?大きさが違うのはなぜ? - マイカラット
マイカラットというWEBサイトで、東京医科大学を卒業し、皮膚科医として働く桑原香織先生という方が監修した記事です。
この記事では、爪半月の大きさは「新陳代謝によって起きる」と説明されています。
よく「昔は白い部分が大きかったのに、大人になったらなくなった」という人がいますが、それは年齢を重ねたことで新陳代謝が衰え、爪の成長速度も遅くなったから爪半月も小さくなった、ということです。
特に栄養が不足すると、新陳代謝が衰えるだけでなく爪の形が変わったり、爪の見た目にも影響することがあるので注意しましょう。
マイカラット
確かに栄養面で何か不足すると体に影響がでますが、爪半月で全てを判断することはできないようです。
爪の状態は、あくまでも健康かどうかを見極める判断材料の一つなんですね。爪の根元の白い部分がないと心配していましたが、安心しました。
2.急に大きくなった場合は注意が必要
そんな爪の根元の白い部分がない私ですが、どうやら、急に変化する場合もあるそうです。たとえば...
「昨日、爪半月があったのに突然消えた」
「朝起きると白い部分が急に増えていた」
こんな具合です。こんな時は病気のサインの場合があります。血流が急に悪くなった可能性があるので早めに診察してもらうのが良いようです。
3.この際、爪の状態をセルフチェックしてみた。
私の場合、爪半月が急に大きくなったり消えたりはしていないので、特に問題はないと思います。でも、この際なので爪の状態をチェックしたいと思います。
今は色々な情報が出回っているので、爪の状態が良いか悪いかすぐに分かるんですね。もちろん、これで全て確証できる訳ではありません。セルフチェック程度にお考え下さい。
「爪が白っぽい人は貧血気味」
正常な爪は軽く押さえると白くなり、離すと元のピンク色に戻りますよね。白くなるのは、軽く押さえたことで血流が回らなくなったからです。
つまり、元々爪が白っぽい人は、貧血や肝機能の低下の可能性があります。私は自分の爪を見て少し白いかな?と感じます。貧血気味なのかも。
「爪が赤黒い人は血流が悪い」
今度は第一関節の部分で指を掴んでください。正常な人は数秒で爪が赤黒くなります。これは血液の流れが悪い証拠。血がつまっているので色が澱んでしまうのです。
つまり、元々爪が赤黒い人は、血流がどこかで悪くなっている可能性があります。心疾患、呼吸器疾患、脳梗塞、心筋梗塞などに注意が必要です。私は問題なしでした。
「爪の縦すじは乾燥、老化現象」
爪に縦すじが入る事があります。縦の線が入って心配になる人も多いみたい。まず考えられるのは乾燥。一種のひび割れのようです。保湿クリームで対処できます。
老化現象の可能性もあります。なるべく運動をして新陳代謝を促すことが必要です。
「爪の縦すじ」は以前になったことがあります。手で触るとザラザラしていて縦の線が入っていましたね。気が付くと消えていました。
「爪の横すじは栄養不足、傷」
亜鉛などの栄養が不足していたり過度なストレスにさらされると、横線が入ります。また甘皮処理(爪の根元の薄い皮の処理)をやり過ぎて傷をつけてしまうと、横すじができてしまうこともあります。
「ばち状爪、スプーン爪」
ばち状爪は、指先が大きく膨れ上がり、爪が丸みを帯びている状態です。肺や動脈、心臓、消化器系の可能性あり。
スプーン爪は爪が反り返って、爪先が上に向いている状態です。貧血や甲状腺の問題があるかもしれません。どちらも、あまり良い状態とは言えません。
ここで挙げたものはあくまでもセルフチェックです。一般的に言われている爪の症状をまとめたものです。
心当たりのある方、心配な方は、ちゃんと病院に行ってくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
私はパソコンのキーボードを打っている時にふと気が付きました。手の爪なんて普段そんなに見ないので、全く気が付かなかったです。
でも、親指以外、白い部分がなかったのはショックでした。新陳代謝がかなり衰えているんですね。運動して汗を流したいと思います。
もし同じように悩んでいる方がいたら、この記事を読んで安心してくださいね。
病気ではないので過度に心配する必要はありません。それではこの辺で。