雑記ブログ卒業

生活に役立つ雑記ブログ

新聞に四コマ漫画が載っている理由となぜ4コマなのかについて

 

どうも。「ざっきぶろぐ」です。

 

突然ですが、皆さんは新聞に四コマ漫画が載せられているのをご存じでしょうか。私も幼い時によく新聞を読んでいましたが、最初にテレビの番組欄か四コマ漫画のところだけを読んでいた記憶があります。

 

難しい活字とは違いイメージしやすいので読みやすいんですよね。しかしながら、新聞に四コマ漫画が載っているのにはちゃんとした理由が存在します。今回の記事ではその理由と、何故5コマや6コマではなく、4コマなのかについてもご紹介します。

f:id:zakkiblog:20200126223833p:plain

新聞に四コマ漫画が載せられている理由

一般的に新聞とは、社会の出来事やニュースを定期的に報道する紙媒体のことを指します。新聞紙と呼ばれる比較的低品質の用紙に印刷を行い、決まった日時・曜日に発行されます。

 

新聞を読む人は、世界で起きている出来事や国内、地域内で起きている情報をすぐに得ることができます。一見、この情報刊行物に四コマ漫画を載せる理由が分からないかもしれません。世間の情報を得ることが目的なのであれば、わざわざそこに漫画を載せる意味はないからです。

①社会面とのバランスを保つため。

しかしながら、新聞に四コマ漫画が載っているのには理由があります。漫画が載っている面に注目しましょう。大抵「社会面」の端に枠が取られて漫画が掲載されます。この社会面とは、事件や事故のニュースを取り上げている一面のことです。

 

この一面を読んでいると人は気持ち的に暗くなりがちです。社会面には、どこでどんな殺人事件が起きたとか、交通事故で何人亡くなったとか、暗い話題が多く取り上げられます。そんな時に四コマ漫画があれば、気持ちを多少和らげることができます。

 

言い換えるなら、暗いニュースの多い社会面を読む人の気持ちを明るくするビタミン剤的役割を果たしているのが、四コマ漫画なんです。詳しい情報は以下の記事にも載せられていますのでご覧ください。

めざせ!新聞博士|NIE 教育に新聞を

②日本の風刺漫画の名残が残っているため。

日本において最初に新聞紙面に漫画枠が設けられたのは、明治35年1月12日(1902年)のことです。かつて存在していた日本の日刊新聞「時事新報」という紙面の時事漫画欄に枠が設けられました。

 

当時は紙面1面のスペースを漫画が占めており、辛辣な風刺漫画や人々の日常をユーモアを交えて描いた作品がよく用いられました。中でも男の子が主人公で描かれた「凸坊」という漫画は初期の子ども漫画として非常に人気だったそうです。

 

その後、時事漫画欄は他新聞社にも影響を与え始めます。現在の有名処では、長谷川町子さんが1946年から連載した「サザエさん」もその1つです。新聞の漫画から国民的アニメへと成長を遂げました。

 

こうした新聞紙面の漫画の歴史を調べると、風刺漫画の名残が残っていて社会面に枠が取られているのも頷けます。詳しい情報は、社会学研究科メディア学専攻博士の徐 園(ジョ エン)氏の論文「新聞連載子ども漫画の表現形式の変遷(PDF)」をご覧ください。

四コマ漫画はなぜ4コマなのか。

新聞に四コマ漫画が載せられている理由はわかりましたが、ではなぜ4コマなのでしょうか。新聞に限らず他媒体で提供されるショートストーリーでも4コマの漫画は非常に多いです。四コマ漫画専門の雑誌も存在しているくらいですから、このコマ数には何か意味があるはずです。

①起承転結が入るため。

日本人は元来、起承転結をセオリーとしています。起承転結という言葉は「起句」「承句」「転句」「結句」の4つからなる文章構成方法で中国の考え方です。ちなみに英語圏ではこの考え方はなく、プレゼンする際や文章の構成方法は全く異なります。

 

しかし、ここ日本においては起承転結の構成が一般的と言われています。漫画に置き換えるとちょうど四コマに当たるわけです。日本人にとって馴染みやすく違和感を抱かせない構成をするには四コマがベストな数になります。

②5コマ、6コマよりも読者が理解しやすく人気が出やすいため。

5コマや6コマの漫画も存在します。しかし最もポピュラーで一般的に人気が続くなのは、やはり4コマ漫画です。WIREDの「4コマ漫画は進化の末、スマートフォンの画面を席巻した」という記事では、ネット上で4コマ漫画が流行っている理由について述べられています。その中にこのような一文があります。

「シンプルな漫画ほど、人気が高くなる傾向があるんです」とニューヨーク北部在住の彼女は話す。「4コマのほうが、5コマや6コマよりも人気が集まることが多いです。コマが少ないぶん読む量が減り、ぱっと見るだけで内容が分かるからでしょう」

参照 WIRED

この方は2年以上にわたる活動の中で、どんなプラットフォームが一番人気になるのかを研究しました。その結果、現代のネット上でも4コマの漫画は人気が高いという結論に達しました。5コマ、6コマよりも読者が理解しやすいのは4コマなんだそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事では、新聞に四コマ漫画が載せられている理由についてまとめてみました。暗いニュースの多い社会面のビタミン剤的な役割を果たしていること、風刺漫画の歴史を受け継いで現在も新聞に漫画が掲載され続けている、ということでした。

 

また起承転結は日本の文章構成のセオリーとされています。その枠組みに合うのが4コマであり、現代のネット環境においても4コマが最も人気の出やすい傾向にあると言われています。

 

私も幼い時によく新聞の漫画を読んでいましたが、ここまで深い意味があるとは知りませんでした。今度から事件や事故のニュースを見た後は、すぐに四コマ漫画を読んで気持ちを切り替えようと思います。

 

それでは今回の記事はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。当サイト「雑記ブログ卒業」はWEB・ガジェット系の記事も書いていますので是非ご覧ください。