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ロスタイムがアディショナルタイムになったのはなぜ?いつから?

こんにちは。「ざっきぶろぐ」です。

 

突然ですが、皆さんはロスタイム(Lost time)とアディショナルタイム(Additional time)の違いを知っていますか?

 

少し前までサッカーのテレビ中継で「ロスタイム何分です」と実況していたのが、いつの間にか「アディショナルタイム何分」と説明するようになりましたね。

 

この2つ、似ているようで若干意味合いが違います。今回の記事では、アディショナルタイムに変わったのはなぜかと、いつから変更されたのかをご紹介します。

 

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ロスタイムがアディショナルタイムになったのはなぜ?

まず前提として、ロスタイムという言葉を使っていたのは日本だけです。国際的にみると日本以外の国は全てアディショナルタイムという単語を使用しています。

 

日本では、テレビの中継が徐々にアディショナルタイムに変更されていき、2020年現在はサッカー実況者だけではなく解説者や個人での動画配信者なども、アディショナルタイムを使うほど日本で浸透しましたね。

 

どうして変更されたのか、その理由は、①国際基準に合わせるため、そして②前向きな言葉を使うようになったためです。順番に見ていきましょう。

①国際基準に合わせるため。

ロスタイムは英語の「Loss of time」から来ているようです。この言葉は訳すと「失われた時間」を意味します。ちなみにロスタイム(Loss time)は和製英語なので、英語圏の人には伝わりません。

 

世界中で愛されているサッカーですが日本の実況だけロスタイムという表現はしっくりきません。それで「世界基準に合わせよう」という事になり変更が行われたわけです。

 

「変更」というよりは、今まで日本だけ違っていた部分を「訂正」した、というイメージになります。

 

サッカーは前半と後半にそれぞれ45分間と時間が決まっており、合計90分間で勝敗が決まります。

 

負傷者が出たり退場者が出たりなど、何らかのアクシデントが起きた時に90分から時間を引く、それがロスタイムの考え方です。

②前向きな言葉を使うようになったため。

その一方で、アディショナルタイムの「アディショナル(Additional)」には、加えられたという意味があります。試合が中断した時に、プレイできなかった時間が追加される、という考え方です。

 

ロスタイムがマイナス思考なら、アディショナルタイムはプラス思考と言えます。「あと3分しかない」と「まだ3分ある」という考え方では、若干気持ちの面で違いがあることに気が付くかと思います。

 

ちなみにサッカー用語のサドンデスも同じです。どちらかが得点を決めた時点で終了となる決め方ですが、英語では「sudden death」、突然死を意味する言葉です。

 

あまり宜しくないという事で、国内ではVゴール、海外ではゴールデンゴールと呼ばれています。

 

このように、ネガティブな印象ではなく、最後のラストスパートをかけて戦う「ポジティブな印象を与える言葉を使おう」という風潮が全世界で見られていたため、アディショナルタイムが採用されるようになったわけです。

いつからアディショナルタイムに変わったのか?

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ロスタイムからアディショナルタイムに変更されたのは、2010年7月16日のことです。

 

2000年代までの日本は実況・解説共にロスタイムという言葉を使用していました。しかし、毎度の試合の最後に必ず訪れるロスタイムの名称をいきなり変更すると、多くの人が戸惑ってしまいます。

 

特にこれと言った決まりがなく、日本ではロスタイムという言葉が認知されていたため、すぐに変更できなかったようです。

 

それで2000年代では民放テレビで、徐々に実況者がアディショナルタイムという言葉を使用する程度のレベルでした。

 

しかし2010年7月16日に、JFA(日本サッカー協会)の審判委員会から通達が届きます。Jリーグを含む各リーグに対し、アディショナルタイムへと変更するように知らせが届きました。

 

その結果、変更の波が大きくなり、2013年にはNHKの実況が「アディショナルタイム」で統一されるようになります。

 

その他、民放テレビやラジオ、雑誌など様々な媒体で名称の変更が認知されるようになり、現在はアディショナルタイムという言葉が一般的になりつつある、という訳なんです。

まとめ

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いかがだったでしょうか?

 

今回の記事では、ロスタイムがアディショナルタイムに変更されたのは何故なのか、そしていつから変わったのかをご紹介しました。まとめると以下の通りになります。

 

アディショナルタイムになぜ変わったのか...

①国際基準に合わせるためだった。(元々ロスタイムは和製英語だった。)

②なるべく前向きでポジティブな言葉にするため。

 

いつからアディショナルタイムに変更されたのか…

JFAから各Jリーグへ変更の通達があった2010年7月16日。(そこから徐々に浸透していった。)

 

意外と知られていない豆知識ですが、面白い情報ですよね。何かのウンチクに使ってみてください。それでは今回の記事はここまでになります。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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