雑記ブログ卒業

生活に役立つ雑記ブログ

マサキ珈琲とコメダ珈琲の違いを比較。裁判~和解までの流れとは。

こんにちは。『ざっきぶろぐ』です。

 

皆さんはマサキ珈琲というお店をご存じでしょうか。

 

珈琲所コメダ珈琲店に外観が似ていると話題になった珈琲喫茶店です。どのくらい似ているのかというと、これが原因でコメダ珈琲側が裁判に起こしたほど。結果は和解という事ですが事実上コメダ珈琲側の勝訴のような形になっています。

 

コメダ珈琲と言えば、誰もがくつろげる街のリビングルームとして知られ、柔らかい空間が特徴的な喫茶店です。国内に800店舗以上あり、デニッシュパンとソフトクリームを使用したシロノワールが人気のお店です。

 

そんなコメダ珈琲にそっくりな喫茶店「マサキ珈琲」とは、いったいどんなお店なのでしょうか。今回の記事では、パクリ疑惑が噂されているその外観を写真で比較してみました。また、裁判から和解にどう至ったのかもまとめています。

コメダ珈琲にそっくりなマサキ珈琲とは何?

マサキ珈琲は和歌山県和歌山市に店を構える喫茶店です。現在、中島本店と福島店の2店舗を構えています。経営している企業はミノスケという運営会社で2人組シンガーのコブクロの所属事務所としても知られています。

 

ミノスケの社長である坂田 美之助(さかた みのすけ)さんは、当時路上ライブを行っていたコブクロを道で見かけ声を掛けました。その翌年に事務所を作ったのが始まりです。

 

そんな和歌山が誇る大企業ミノスケが経営する喫茶店「マサキ珈琲」ですが、不正競争防止法の警告状がコメダ珈琲側から届くことになります。不正競争防止法とは、簡単にまとめると他人の商品の形態の模倣を禁じる法律のことです。

裁判になった事の発端とその結果。

その後、コメダ珈琲の外観を真似たとして東京地裁は、店舗の使用に関する仮処分を決定しました。そのニュースが、2016年12月27日付けの日本経済新聞に載っています。以下はその一文です。

コメダ(名古屋市)が運営している「珈琲所コメダ珈琲店」に外観などが似ているとして、東京地裁が和歌山市の喫茶店に対し店舗外観などの使用差し止めの仮処分を決定していたことが明らかになった。

 

嶋末和秀裁判長が和歌山市の経営会社に店舗外観などの使用差し止めを命じる決定をした。コメダの親会社のコメダホールディングスも27日、「コメダの申し立てを認める仮処分命令が発せられた」とするコメントを発表した。

参照元 日本経済新聞

 

続く部分では、建物外観が酷似していたことが認められた、と続いています。その際に裁判所はコメダ珈琲の特徴である外観に注意を向けさせました。

 

1.出窓レンガ壁、2.明色地の化粧板、3.大型の格子窓と赤色ひさしテント、4.切り妻屋根が、マサキ珈琲は非常に酷似しているという結論に至った訳です。詳しくは、裁判所が認めたコメダの特徴点が記された以下の写真をご覧ください。

f:id:zakkiblog:20200125145253j:plain

参照元 日本経済新聞

一体どれ程似ているのか比較してみた。

では、そのような外観の酷似について実際の所はどうだったのでしょうか。当時の写真を見ると確かによく似ている事が分かります。以下の写真は、産経新聞グループの経済情報サイトSankeiBizから見ることができます。

f:id:zakkiblog:20200125150241j:plain

参照元 SankeiBiz

上の写真がマサキ珈琲で下の写真がコメダ珈琲です。裁判所が掲示した、出窓レンガ壁や明色地の化粧板はそのままに、大型の格子窓と赤色ひさしテント、切り妻屋根と全てが酷似しているように見受けられます。

 

この裁判はテレビのニュースでも取り上げられ話題となりました。以下のTwitter画像は違いを確認するうえでとても参考になります。

 

ニュースのテロップには「コメダに”酷似” 使用はダメダ」と、コメダ珈琲に韻を踏んでとんちを利かせていますね。ここまで酷似している店舗の前例があまり無かったこともあり、Twitterなどネットニュースでも話題となりました。

 

店内に入るとさらに驚きの空間が待っています。雰囲気はコメダ珈琲によく似ており、メニューまで同じという不思議な空間が広がっています。以下のTwitter画像ではコメダ珈琲とマサキ珈琲の店内の様子が比較されています。

マサキ珈琲の現在。

マサキ珈琲は現在も営業を続けています。しかし先程も書いた2016年12月27日付けの日本経済新聞で取り上げられた東京地裁の決定の後、さらに他の進展が起きていました。この時の東京地裁の結論では、店舗外観に関することに重きが置かれていました。

 

しかし、2017年7月6日(5日付)に和解が成立していたことが後に明らかになりました。この時のニュースは産経新聞グループの経済情報サイトSankeiBizで詳しく載せられています。以下はその一文です。

大手コーヒーチェーン「珈琲所コメダ珈琲店」に外観などが酷似しているとして、コメダ(名古屋市)が、和歌山市の喫茶店運営会社「ミノスケ」に店舗などの使用差し止めと約2千万円の損害賠償を求めていた訴訟は、東京地裁で和解が成立していたことが6日、分かった。5日付。

 

コメダは「和解したが、内容は守秘義務があり明らかにできない」としている。ミノスケの代理人弁護士側は「取材は一切お断りしている」としている。

参照元 SankeiBiz(サンケイビズ)

 

結果的に和解に至ったという事ですが、ミノスケ側は店舗を一時休業し改装を行っていたことを踏まえると、事実上コメダ珈琲側の勝訴ということになります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事はコメダ珈琲とマサキ珈琲の違いをご紹介しました。今一度まとめてみると、この2つの会社の裁判は以下のような流れでした。

 

2015年5月に店舗の内外装が酷似しているとし、使用さし止め仮処分をコメダ側が申し立てた。

・その後、2016年12月に東京地裁は店舗使用と印刷物、ネット上の建物画像を載せることを禁じる仮処分を下した。

・そして2017年7月6日(5日付)には和解が成立。現在、和歌山県和歌山市に2店舗のマサキ珈琲があり営業を続けている。

 

色々あったようですが、すでに和解が成立しているという事なので、あまり気にせず立ち寄ってみて下さいね。Googleマップでマサキ珈琲について確認すると高評価が多いことに気が付きます。

 

「とてもいい雰囲気だった」「店員さんの対応が良かった」など評判の高い普通の喫茶店ですので、ぜひこの記事を読んで気になった方は立ち寄ってみてください。

 

喫茶店好きのコアなファンはコメダ珈琲との相違点をじろじろ探してみるのも面白いかもしれません。(笑)すでに和解しているので問題はなさそうですが。それでは。