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缶コーヒーは不味い?周りの珈琲事情が変化しただけです。

どうも。「ざっきぶろぐ」です。

 

皆さんは缶コーヒーを不味いと思いますか?

 

コーヒーに詳しい方であればあるほど「缶コーヒーは不味い」と言います。「缶コーヒー自体苦手だ」という人もいます。

 

確かに、缶コーヒーは大量生産で作られているので、1杯1杯丁寧に淹れるハンドドリップの味とは比較できません。

 

でもこの記事を読めば、缶コーヒーの歴史が分かります。

 

缶コーヒーも最初は人気があったんですよ?

 

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缶コーヒーは本当に不味いのか?

 

 

缶コーヒーはどうして作られたのか

昔の人は、どうしてわざわざ美味しくない(不味い)缶コーヒーを作ったのか。

 

そう思いますか?

 

そもそもの前提の話、缶コーヒーが日本で作られた時、その衝撃は凄まじいものでした。

 

昭和33年頃、まだ晴天が続く寒い時期。外山食品は今日も営業中です。

 

「いっらしゃーい」「いらっしゃーい」

 

しかしその裏では日本食糧新聞に一つの記事が掲載されようとしていたのです。その内容がこちら。

 

「外山食品、ダイヤモンド缶入りコーヒーを発売!」

 

皆が期待に胸を膨らませました。しかしこれが現実となったのかは定かではありません。何故なら外山食品はその後10年もしないうちに倒産してしまったからです。

 

時代は少し変わり、昭和40年。島根県浜田市の珈琲店では三浦義武氏がせっせと働いています。このお店の名前、その名も「ヨシタケコーヒー」です。

 

ある時日本橋三越で「ミラコーヒー」と呼ばれる珈琲を販売しました。実はこれが世界初の缶コーヒーと考えられています。

 

ちなみに200g入り缶で80円。砂糖入りでミルクなしだったそうです。

缶コーヒー:Wikipedia 参照

 

日本で缶コーヒーが生まれた時、「不味い」という概念はありませんでした。「美味しい」「美味しくない」以前に興味を惹くものだったので人気に火が付きました。

 

2019年でいうタピオカのような感じでしょうか。

 

「ヨシタケコーヒー」の店主だった三浦義武さんが発売(1965年)したミラ・コーヒーの画像があります。

 

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1966年(昭和41年)のポスター

 

当時は、世界初ですから当然人気だったんでしょう。

「世界最高の味」と書かれています。

 

では、時代は変わり、一体どこから缶コーヒーは不味くなったのでしょう? 

 

コンビニコーヒーの出現

2010年代に入ると、セブンイレブンを中心にコンビニでコーヒーを淹れられるようになりました。

 

面白い調査があります。コンビニのコーヒーを飲んだ約500人に「今後もコンビニコーヒーを飲みたいか」聞いたアンケートです。結果は以下の通り。

 

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リサーチバンク参照

 

つまり、全体の85%以上の人が「また飲みたい」と答えました。このコンビニのコーヒーこそが、缶コーヒーを不味いと思わせた要因となっています。

 

セブンカフェは5度目の挑戦

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セブンイレブンが提供するセブンカフェは30年以上に渡って試行錯誤した歴史があります。2010年代に入ってから、やっとヒットした事をご存じでしょうか?

 

1回目の挑戦 1980年代 サイフォン小分け方式

2回目の挑戦 1988年 入れたてドリップ

3回目の挑戦 1990年代 カートリッジ

4回目の挑戦 2002年 バリスターズカフェ

5回目の挑戦 2011年 セブンカフェ

 

ここまで掛けてセブンカフェが生まれたのです。

比較的、最近コンビニコーヒーが流行りだしたイメージがありますが、ここまでヒットするのには長い下積みがありました。

 

現在はローソンの「マチカフェ」やファミリーマートなど他のコンビニもコーヒーを提供するようになりました。

 

そして美味しいコーヒーが手軽に飲めるという事から徐々に人気が出てきます。

 

缶コーヒーは悪くない

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お分かりいただけたでしょうか?

 

缶コーヒーが発売された時は、「世界初」「世界最高の味」と表現するほど、話題性があり人気でした。

 

しかしコンビニのコーヒーが販売されるようになり、缶コーヒーよりも安い100円で淹れたてのコーヒーを飲めるようになりました。

 

するとこんな意見が出回るようになります。

「コンビニコーヒーに比べると缶コーヒーって不味いよね。」

 

コンビニと缶コーヒーを比較するのは畑違い

私は本当にそうだと思います。

 

コンビニのコーヒーと比べると確かに缶コーヒーは不味いです。

 

でもそれは比べる相手を間違えています。つまり、缶コーヒーとコンビニコーヒーは違うジャンルなのです。珈琲という点では共通していますが、同じ土俵ではありません。

 

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缶コーヒーとコンビニコーヒーは同じ土俵ではない。

 

缶コーヒーは「缶コーヒー」という珈琲のジャンルを作り出してきました。

 

一方のコンビ二コーヒーも「コンビニ」で手軽に飲めるという新しい珈琲スタイルを確立しました。つまり、どっちが美味しいのか比べてはいけないのです。

 

比べたら必ず缶コーヒーは負けてしまうのですから。