どうも。「ざっきぶろぐ」です。
今日はサッカーの話。
パリサンジェルマンの終わりは近づいている。
もちろん発展があるなら衰退がある。
これは紛れもない事実だ。
どこかの国と国が戦争を始めれば、勝った国はお金を得てさらに発展し、負けた敗戦国は衰退していく。嫌なことだけど事実であることに変わりはない。
ビジネスでもそう。
大企業が発展していくためには、今までにない新商品を売り出す必要がある。そしてその商品がヒットしたと同時に大企業は発展を遂げ、その裏側で小さな町工場が潰れている。
考えたくないけど大きな括りで物事を見たとき、これは事実だと思う。
サッカーでも無論この考え方は変わらない。
大きくなり過ぎたパリサンジェルマン
とにかく僕が言いたいのは、「パリサンジェルマン」は少々巨大化しすぎたのではないか?ということ。
今まで移籍金の最高額は「ポグパ」という選手だった。
ユベントスからマンチェスターユナイテッドに移籍した時にかかった金額だが、この時は約136億円と言われている。
そして今回のネイマール。
バルセロナからパリサンジェルマンへの移籍にかかった費用は、なんと290億だ。
この差が分かるだろうか?
ポグパとネイマールなら後者のほうが知名度も評価も高い。
テクニックもネイマールのほうが上に感じる。
だが果たして2倍の差があるか?と聞かれると首をかしげてしまう。
本当にネイマールは290億の価値があるのだろうか。
メッシやC.ロナウドでさえ、ここまでの移籍金にはならなかった。
これを踏まえると、パリサンジェルマンの金銭感覚が鈍っていることは明らかだ。
お金が全て
間違いなくパリサンジェルマンは頭がおかしい。
お金で全てを解決しようとしているからだ。
新しくスターが台頭すれば大金を積んで獲得し、使えない選手は容赦なく切り捨てる。
幾つかの優勝は狙えると思う。
でもそこに感情は存在しない。
今まで応援してきたファンは、パリサンジェルマンのここまで変わり果てた姿を見てどう思うのだろう。少なくとも客観的に見てお金の感覚が鈍っているのは誰の目にも明らかだ。
サッカーはビジネスと言われるが、それはプレーそのものではない。
スター選手を集めてグッズを販売し、その選手の華麗なプレーを見るために多くの観客が押し寄せ収益が発生する。
でもプレーするのはあくまでも選手たちだ。
ピッチにお金を並べて優勝が狙える訳ではない。
選手のコンデションが悪ければ当然ゴールは決まらない。
選手同士のコミュニケーションが悪ければ途端に守備は崩壊し失点する。
サッカーは感情が付きものなんだ。
パリサンジェルマンのサッカーは例えると、ピッチに大金で目が眩んでまともにサッカー出来ない選手を並べているようなもの。
表向き上は華麗なプレーを披露するが、所詮は仕事だ。
それなら育成選手を上手に育て上げるバルセロナのほうがよっぽど純粋にサッカーを楽しんでいるじゃないか。
サッカー選手はお金で買える。
でもボールを蹴る本来の喜びはお金では買えない気がするんだ。
もしパリサンジェルマンが優勝したいなら、楽しくサッカーする技術を植え付けてほしい。スター選手がいきり立ったり相手を蹴っ飛ばす姿は見たくない。
パリのユニフォームを着たスター選手が、楽しんでサッカーするのを見て育った子供たちは、いづれパリのユニフォームに袖を通すことを夢見るようになる。
それがパリサンジェルマンの発展に繋がる一番の方法。
だからネイマールもムバッペもパリに移籍するのは間違っていない。
でも前よりもサッカーを楽しんでほしい。
楽しくプレーしないと、それはファンにもすぐ伝わるしみんなスタジアムに来なくなるよ。パリサンジェルマンの未来は、お金で気持ちが動いたスターの動向に掛かっている。