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WELQ問題で明らかになったネット情報の信頼性

 

WELQがついに全記事非公開に進んだ。「しょうがない」の一言で済まされる話ではなさそうだ。今回のWELQ問題を受けて改めて感じたのはネットの情報の信頼性についてだろう。

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出典元 WELQ

事の発端は「相次ぐ指摘」

事の発端となったのは、他のサイトからのパクリ疑惑、情報が違うという信頼性を問うなどの「相次ぐ指摘」だ。この「指摘」にすぐにDeNAが対応すれば良かったのだが残念ながら上手く対応できなかった。

対応できなかった、というよりは「なす術がなかった」という言葉の方が当てはまるかもしれない。他サイトからのパクリ疑惑は1件や2件で収まるものではなかったからだ。

その結果DeNAが運営するWELQを含む8つほどのキュレーションメディアを全て非公開にするという異例の事態に踏み切った。

記事執筆を誰にゆだねるのか

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※記事の画像はイメージ

サイトが大きくなるにつれ記事執筆を外部に委ねるのは当然の事だろう。たとえDeNAが運営していたとしても8つほどのキュレーションメディアの執筆を連日書き続けるなど不可能だからだ。

DeNAは正しい選択をしたと思う。記事の執筆を外部に委ね、本来の仕事に専念したのだ。しかしここから歯車が狂い始める。外部で雇われた人たちはライターではない。普通の家庭を受け持つ主婦や生活が苦しくなった学生たちなど、文章を書くのに長けた訳でもない普通の人たちなのだ。

こうした普通の人たちが記事を書くとどうなるか。

容易に想像は付くだろう。記事の丸写しだ。これはリライトではなくただのパクリ記事だ。しかしWELQ側はそれを容認しそのまま公開してしまった。記事を普通の人たちに委ねるのであれば、記事のリライトの仕方を教えるべきだったと思う。

いずれにしても公開された記事の内容は、すでにネットで公開されている為疑問を呈することになる。結果WELQは非公開までも追いやられてしまった。

大きくなり過ぎたのでは

もう一つ個人的に感じたのはDeNA側の運営の仕方についてである。少し大規模になり過ぎた感が否めないのだ。外部の人に執筆を委ねるのは分かる。しかしそれをそのまま公開してしまう程、忙しい運営というのはどうなんだろうか。

通常の場合、普通の人たちが書いた記事は一度、編集で読み直され調整されてネットの情報との重複率が少ないように構成されて公開される。これを行わないとスパム扱いを受けてしまうからだ。しかしWELQはこの基盤が貧弱だった。もっと組織を形成して行うべきだったと言える。

中には記事の執筆を外注し、記事を見直す作業も外注している企業もあるようだ。どこかで綻びが生まれないか心配になってくるのは私だけだろうか。

ネット情報の信頼性

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今回のこの問題を受けてネットユーザーは心配になったに違いない。どれが本当でどれが偽の情報なのか分からないからだ。まして今回のように大規模な企業が過ちを犯すと大きな損失を被ることになる。それは収益の損失もあるが、一番はユーザーの信頼性だろう。

今後ネットで調べた人がDeNAの運営しているサイトだと知ったならすぐにページを閉じるに違いない。信頼できる記事なのか分からないからだ。たとえWELQが復活しても信頼を勝ち取るまでは時間が掛かる。DeNA側からしたらかなりの損失だろう。

ここは素直に謝り間違いを認めて一新してほしい。間違ってもサイトのWELQの文字を小さくしてサイト情報がばれづらくするような姑息な真似はしないでほしい。それは間違いなく反感を買うだけである。