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雑記ブログ卒業

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雨の日に叫ぶ変な人間

雑記 雑記-小説

こんにちは。「ざっきぶろぐ」です。

この世の中には変な人が必ずいて変なことを平気でやっています。でもその変な人は変な人なりに考えていて、もっと変な人の事を「変な人だなぁ」と見ているわけです。実際その状況を何もせずにただただ眺めている私も変な人ですよね。(笑)

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変な人の基準

変な人の基準が分かりません。もちろん明らかに変な人はいますよ。物理的に警察沙汰になるような危ない人です。この人は今回は論外です。ここで言う変な人というのは「人と違った行動をする人の事」です。どこにでも何人かはいると思います。

たとえば駅のホーム。みんな真っ直ぐに前に歩いているのに明らかに変な歩き方の人がいます。スーツ姿のサラリーマンの中になぜか髪の毛ツンツンのおじさんが混じっています。みんな目的地に向かって歩いているのに、なぜか目的もなくただニヤニヤしながら歩くおばさんがいます。

必ずいるんですよね、変な人が。でもこれが変な人なのかは正直分かりません。この状況をボケーと見ている私を変な人と見ている人もいるからです。「何でボケーとしてるんだろう?変な人だなぁ」と思っているでしょうね。(笑)

こう考えると変な人の基準って人それぞれで難しいです。

雨の日に叫ぶ変な人間

前置きが長くなってしまいました。タイトルの本題の話です。こないだもボケーと人間観察をしていたんですね。いわゆるモニタリングってやつです。これは私の悪い癖で、ついついその人の行動を観察してしまうのです。こういう人って結構いると思います。気が付くと人間観察を勝手にしてしまう人。

ちょうどその日も気が付くと人間観察をしていましたね。

雨の日の夜でした。暗闇の中に一人の男の人が立っていたんです。その時点でなにか嫌な予感は感じました。「これ大丈夫なパターンかな、それとも事件性がある人かな、明日のニュースで"ざっきぶろぐ"が遺体で発見されました、なんてテレビでやってたらどうしよう。」(ざっきぶろぐは私の事)という勝手な妄想を膨らませながら見ていたんです。

でも安心できることに道が反対側だったんですね。つまり私の歩く道の反対車線の歩道に暗闇の男がいる状況です。一応すれ違いはするんですが、全く別の道なんです。なので何かあっても逃げれるという安心感はありました。

雨の日に何やってるんだって話ですが、個人的に雨なんて気にしません。今は暗闇の男のほうがよっぽど気になります。するとその男が何やら歌い出したんですね。演歌のようなポップソングを。

いや、ポップな演歌を。

 

それはそれは透き通る声でした。まるで雨と演歌のワルツのようです。雨のポタポタ落ちる雫と跳ねるような歌声が見事に調和して織り成すメロディは1つの完成されたミュージカルでした。

私には雨の中、大の大人が水溜まりを避けながら跳ねるようにスキップしているように見えたんです。ノリノリの男、明らかにうまい。昔、演歌歌手だったんだろうか。それとも独学で学んだのかなぁ。

少なくともあれは演歌ではありませんでした。

だって演歌がポップミュージックになっていたのですから。ポップなメロディとキャッチーなフレーズに拳の効いた歌声がこだまします。暗い雨の中、キレイでハスキーな高音と伸びのあるビブラートが冴え渡ります。

 

いつまでこの歌声を聞けるのだろう。

男は暗闇の街へと消えていきました。全てを流し去る雨の中へと。

 

 私は思いました。あれは変な人じゃない。変な人の域を越えている。

 

 

ただの変人だ。

 

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